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脳は刺激すれば活性化する 聴覚刺激の有効利用 速聴

人間は情報量の約70%を視覚から得ると言われている。視覚情報による脳への刺激を増やすことは比較的簡単である。逆に無用な視覚刺激を整理する方が大変なこともあるくらいだ。

逆に、聴覚からの刺激はそうはいかない。「音声刺激」が情報であるだけに、通常ではその速度を増すことは難しい。それだけに聴覚からのインプットに関しては非常に強化が難しい面がある。

難しいのではあるが、刺激されにくい部分なだけになまっているの.。聴覚刺激量増大が効果をあげる可能性も高いとはいえるだろう。

聴覚刺激を増やすには二つの方法がある。
聴覚刺激の周波数帯を広くする方法。それと言語による方法。言語による方法がいわゆる「速聴」「早ぎぎ」である。これには速度変換のできる機械、速聴機を用いる。

単に聴覚刺激を増やすに周波数域を広くするのもいいかもしれない(もちろん不快刺激にならない、人間が受容可能な周波数範囲にかぎられはするが)。これは音楽や外国語の学習などである。これももちろん有用であろう。

理解や論理的思考に聴覚からアプローチするには

しかし、思考の及ぶ範囲、すなわち理解や論理的思考を行う領域へのアプローチに重点を置こうとするなら、音声(言語)でのインプット論理情報の処理速度を上げるような刺激を使用するのがより効果的であるだろう。

音声(言語)での論理情報刺激を大量に作り出すには、何人もの話しを同時進行で聴くこと、速度をアップした人の話しを聴くことが可能性としては考えられるが、前者はどうしてもその機会を作ることが難しい。たとえラジオをいくつか同時につけていても、興味のある話しに集中してしまうと一方がまるで耳に入らなくなるため薄くなりやすいという面がある。そういった面からも、話速を上げ、聴く速度を速くできる機械というのはかなり有用ではないかと思う。

筆者も実際にいわゆる「速聴」すなわち話速を変えて聴くというのを試したことがある。

なかなか楽しいものがある。4倍速を聴いた後に普通の速度を聴くと非常に遅くゆったり感じると同時に、話しを聞きながらあれこれ考える余裕ができる。要するに、気分的にゆったりできる、そのことは頭脳にとって非常に重要な効果である。

筆者の場合、いきなり3倍速が聴けてしまったし、30分ほどでこの手のマシンの最高速である4倍速が聴けるようになってしまったのであるが、音楽をたしなむ人や、ラジオとテレビを同時につけて聞く習慣のある人、周囲が早口人間だらけの場合等は慣れるのが速いのかも知れない。

速聴は脳の活性化だけでなく「理解速度の向上」

学校等の授業や人の話しを聴くとき、ノートやメモを書きながらだとなぜか聴く方がおろそかになってしまいやすい人や、人の話しを聴いていて途中で「あれ…」と混乱しやすい、などの場合、すなわち、「早い理解」が苦手な場合には、速く聴くことによって全体的な速度耐性を上げることが可能なのではないかと思う。

このような場合には「速度」に対する耐性がついていないのが一番の問題なのだから、速く聴くことによって脳に「速度耐性」をつけてやるのが一番だろう。

つまるところ、速く聴くということは脳の「刺激されにくい部分」を刺激することによる全体的な活性化効果、そして、「速度耐性」という効果が期待できるのではないかと考えられる。

さて、従来、特殊で高価な能力開発プログラムとセットでの購入以外できなかった速聴機・話速変換器が、やっと単独で購入可能になった。これは能力開発を望む人にとってかなりの福音になるものだろう。

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超小型軽量を選ぶか、手軽なカセット利用を選ぶか…携帯するかしないかが選択のキーポイントか?


…というところだったのだが、2005年9月になってテンポスZというカセット式がが急に市場から姿を消した。テンポスZは「速聴」はじめさまざまな能力開発プログラムで有名なSSIの監修の品だっただけに、プログラムなしの単独購入が不可になったという事かもしれないが残念だ。

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