鰻(うなぎ)といえば…蒲焼き・白焼き・ひつまぶし? おいしい国産うなぎを食べよう
夏の土用が近づくと…やはり「うなぎ」がアタマに浮かんでくる、あの「うなぎの蒲焼き」の香ばしい香り…。
土用でなくても「うなぎ」は栄養価も高く、とても魅力的な食材ですが、最近は中国や台湾からの輸入うなぎが非常に増えています。加工されて輸入される「うなぎ」も含めると日本国内に出回っているうなぎの三分の二以上が輸入うなぎです。
中には生きたまま輸入されてちょっとだけ国内の養鰻池(ようまんいけ:うなぎの養殖場のこと)で一休みしただけの鰻(うなぎ)が「国産うなぎ」として出回ってしまうものも。それを国産と呼んでしまうのはちょっと疑問ですよね。
うなぎは成魚が淡水でも海水でも生きられるという丈夫?な魚ですが、水質などの環境・品種によって味がだいぶ違ってくるのだそうです。
きちんと育てられた在来種のうなぎは廉価版の輸入うなぎにありがちな泥臭さもなく、おいしいのはご存じの通り。天然うなぎだなんて贅沢はいわないけど(なかなか手に入らないし高いし…)、どうせ「うなぎ」を食べるなら、やっぱり国産のおいしいうなぎを食べたい!!と思ってしまいます。
お中元・お歳暮などへの用途でもニーズの多い鰻(うなぎ)、贈答用ならなおのこと、素性のしれたおいしい国産うなぎにを選びたいですね。
食用のうなぎは「アンギラ・ジャポニカ」という日本の在来種のうなぎと、西洋種である「アンギラ・アンギラ」といううなぎがあります。味わいも若干異なり、蒲焼きにするにはやはり在来種のうなぎの方が食味がよいそうです。
在来種のうなぎ「アンギラ・ジャポニカ」はちょっと体型がスリムで腹が白っぽい。
日本で稚魚(シラスうなぎ)から養殖されているうなぎは基本的にこの在来種のうなぎです。
中国(中華人民共和国)・台湾などで養殖されているうなぎの半分ほどは西洋種のうなぎで、主に廉価な加工品として輸入されているようです。
蒲焼きむきのジャポニカ種のうなぎを食べるにはやはり「国産」にはこだわらざるを得ないようです。
産地が決まっている訳ではないけれど、ショップが自信をもって勧めるうなぎというのがあります。
いい産地でも時期による品質のむらがある場合もあるので、一年中いいうなぎが手にはいるとは限りません。産地を限らないことによって、かえって産地固定によるリスクがなくなり安定して高品質のうなぎを供給できる場合もあるのだとか。
でも、やっぱり有名産地は気になるし、産地による味の違いを試してみたくもある…さあ、どうしましょう?
こればかりは貴方次第です。
お財布に余裕があればぜんぶ総ナメ…やっぱりこれが最高の贅沢かも?
産地が固定していないショップブランドの特選うなぎです。すなわち、プロの目でそのときどきの最高として選ばれた厳選うなぎというわけです。こういったうなぎは、産地を固定化したときに生じやすい時期による品質のむらが少ないのだそうです。
鰻(うなぎ)といえば浜名湖というくらい有名なうなぎの産地です。
湖水で養殖されるものの他、浜名湖近辺には養鰻場と呼ばれる鰻の露地養殖池やハウス養殖池が多数あり、そちらで育った鰻も「浜名湖産」となっていることが多いようですが、気合いの入った養鰻業者も少なくなく、いろいろ工夫されていて、高品質の鰻の産地であるといえましょう。
この地域で加工された鰻を食す場合、気をつけなければいけないのが「蒸し」が入るか否か。
どうやらこのあたりが西と東の調理法の分かれ目のようで、関東風に蒸しを入れるお店と、関西風に蒸しを入れずに蒲焼きにするお店とが混在しています。自分の好みの調理法のお店かをしっかりチェック!
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愛知県は「ひつまぶし」のふるさとだけに多くの養殖場があり、多くは三河地域に集中しています。特に有名なのは三河一色地域産のうなぎです。
浜名湖・鹿児島と並んで生産量の多い地域です。
四国の主な「うなぎ」の産地は、四国の二大河川である四万十川(高知)と吉野川(徳島)。養鰻池ではなく、川をそのまま利用したいけす型のうなぎ養殖が行われているところも多いです。四国の自然がはぐくんだ「うなぎ」はまさに一級品として市場でも高く評価されています。
余談ですが…
私は吉野川のすぐ近くに2年ほど住んでいたことがありますが、吉野川って「うーん、何かいそう」という感じのする川だったのをおぼえています。
九州の主な「うなぎ」の産地は鹿児島県、宮崎県、福岡県。
鹿児島県では大隅半島や川内川近辺が「うなぎ」の主産地。福岡では水郷地帯で有名な柳川近辺で「うなぎ」の養殖が盛んです。宮崎は南部地域です。
南九州は気温が高く、冬季でも養殖場の水温が下がりづらいので、他地域では池の水を加温しないと「うなぎ」のエサの食いつきが悪くなる時期に、自然に近い姿でうなぎを育てられるのだそうです。
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