パーツショップのBTOパソコンとメーカー製のBTOパソコンはどう違う?
BTOパソコンを製作しているのはNEC・富士通・ソニーなどいわゆるPCメーカーと、パーツショップがある。これらはどう違うのだろうか?
基本的に現在主流のDOS/Vパソコン(要するにMacをのぞいたパソコン)は、ATXという仕様で統一されており、規格化されたパーツの組み合わせでできていることに関してはメーカーのBTOパソコンもショップのBTOパソコンも変わりはしない。BTOパソコンならばオーダーメイドであることも同じである。
それでも両者にはさまざまな違いがある。それを比較検討してみよう。
BTOパソコンというと、味も素っ気もない箱というイメージがあるかも知れないが、メーカーのBTOパソコンは市場に出回っているメーカー品と同じ筐体(ケース)を使っていることがほとんどなので、非常に洗練されたデザインである。ノートパソコンに至ってはBTO限定色などもあることが多く、スタイリッシュさではメーカー製が一歩リードしているといっていいだろう。
ほぼBTO専門メーカーのDELLとマウスコンピューター、それから廉価版パソコンで有名な
ソーテック(SOTEC) (この3社は例外的に安い)をのぞいてメーカーは総じて
価格は高めである。
何となく安心である…大手メーカーの場合、そういった側面があるのは否めないであろう。ソニースタイルの基本3年保証などときくと、とても安心に思えるのは致し方ない。しかし、保証面ではショップもメーカーも実質的には大差ないのが実情だ。
メーカー製BTOパソコンの弱点はBTOカスタマイズの幅が総じて狭いことだろう。CPUとメモリ、グラフィックカード、ハードディスク容量程度の項目しか選択の余地がないものが多い。ただしソニースタイルなど、選択の幅がかなり広いメーカーもないこともない。
「パソコンはソフトがなければただの箱」と言われるようにソフトは非常に大きな比重を占める。市販のメーカー製パソコンではOS以外のバンドルソフトが豊富であるが、果たしてBTOぱそこんの場合はどうか?
富士通WEB MARTなどのBTOパソコンは富士通の通常製品にバンドルされているソフトとほぼ同じだけソフトがバンドルされている。
それほどではないにせよNECダイレクト
Panasonic My Let`s倶楽部 の製品などはバンドルソフトがある。
バンドルソフトの有無はメーカーによって大きく異なるので注意が必要だ。
パーツショップのBTOパソコンのまず第一番目にあげられる特徴はBTOカスタマイズの幅が広いと言うことだろう。電源から果てはマザーボードまで、ほぼ全てのパーツでカスタマイズ可能なショップブランドBTOパソコンも珍しくはない。最新のパーツが組み込めるのも魅力である。
しかし、逆の見方をすればBTO選択の幅が広すぎてどういったカスタマイズをすれば自分にぴったりのBTOパソコンになるのかわかりにくく、ショップBTOパソコンは初心者には敷居が高いということにもなる。
ショップ系BTOパソコンのデザインは総じてシンプルなものが多い(はっきり言えば多少ダサイともいえる)。ただしこれは最近のハイエンドショップBTOパソコンには当てはまらない面もある。特にゲーマー向けBTOパソコンを中心に、メーカー製とはひと味違う個性的でスタイリッシュなケースを用いたBTOパソコンも増えてきている。
ショップ系BTOパソコンにはOSすらインストールされていないモデルがある。OSのインストールが選択方式のショップも珍しくも何ともない。
したがって、余計なバンドルソフトが常駐するためパソコンの動きが遅くなるといった心配はないし、不要なソフトをアンインストールする手間も省ける。必要なソフトが既にわかっている中級以上のユーザーにとってはこの方がありがたいだろう。
ショップBTOパソコンは余分なマルチメディア機能が省かれていたり、余分なバンドルソフトがなかったりする分、価格は総じて安めである。
こと、必要な機能に絞った選択をする限り、かなりハイスペックなBTOパソコンがかなりの安値で手に入る、これは大きな魅力である。
何となくショップブランドでは不安に思う人も多いだろうが、保証面もメーカー品とあまり変わりはない。基本的には一年のセンドバック、あるいはピックアップ保証がついている。